いわゆる「逃げ恥」な話。
先日、Twitterでちょっと気になる会話(いわゆるFF外でされていたやり取り)があったので、それについて幾つか自分の意見を述べました。
「自分はこの炎上プロジェクトでも我慢して頑張っている」
— エル@ぱずどらふれんず (@ellnorePZDR297) 2018年2月10日
「なのにこのプロジェクトから逃げ出した奴がいる」
「ずるい、許せない。俺だって逃げ出したいのに」
なら、逃げ出せよ。
炎上案件には少なからずこういう輩がいるが、そうやって我慢を他人に押し付ける奴がいるからダメなんだよ。
なお、リプ欄にも少し続いてるのでそちらも参照の事。
我慢は美徳という黴臭い考え方を捨てるべき。
ブラック企業や糞案件、劣悪な労働環境から逃げない人居ますよね。
何だったら、好んでやってんじゃねーかってくらい炎上させる人もいます。
何か「そういう状況でも頑張っている自分はカッコイイ」とでも思ってるんですかね?
ぼくが新卒入社した某SIerでは割とそう言う炎上案件ヒロイズムに酔ってるヤツ、少なからず居たように思います。(まぁ、あの会社で一番多かったのは単なる「生活残業」だったんですけどね)
長時間残業英雄
そう言う奴って「長時間労働は美徳である」って意識を周りにも求めるんですよ。
だって、そうじゃないと自分がやっている事が正義じゃなくなるから。
長時間労働が無駄だとなったら、自分のやっている事は美しい自己犠牲ではなくなってしまう。
だから長時間労働は美徳でなければ困る。
何故ならそうでなければ自分はヒーローではなくなるから。
何か、そう言う考えの人間が一定数存在するみたいなんですよねぇ。
はた迷惑な話です。
やりたい人はやればいいし、やりたくない人はやらなきゃいい。
まぁ、働きたい人は働けば良いし、バリバリ残業代稼ぎたいって人もいますし、それ自体は否定しないんですよ。
ただ、別にそれって周りに求める事じゃないんですよ、やりたきゃ自分で好きにやって下さいって話で、それって別に周囲を巻き込む必要無いんですよね。
そう言うのが合わない人もいる、それよりも効率よくやって量よりも質で勝負してプライベートを大事にしたいって人もいます。
何もしないと言う事は、何もしないをし続けると言う事。
で、あまりに考え方が合わないとか、意見が通らないとか。 そう言う理不尽な環境に居ても時間の無駄なので、辞めれば良いんですよ。
人によってはそういう環境が合う人も居ますが、合わない人も居ます。 そして合わない環境にいる事はお互いにとって物凄いデメリットなんですよね。 だからもう、合わないと感じたらすぐ辞める。 それでいいと思うんですけどね。
たまに『そう簡単に辞めると言う決断が出来ない人も居るんですよ』という馬鹿な事を言って来る人が居ますが、とんだ勘違いです。
『辞める』と言う事だけが決断なんですか? 違うでしょう。 『辞めない』って事だって決断でしょう。 何もしないと言うのは何もしないをし続けている訳ですよ。 辞める決断をしない人というのは、辞めないと言う決断をし続けている人なんですよ。
そこんところきちんと自覚を持った方が良いと思います。
辞めるにしろ辞めないにしろ、それは『自分の選択の結果』なんですよ。
リヴァイ(進撃の巨人)風に言えば『悔いの残らない方を選べ』です。
現状維持とは即ち後退である。
そして『何もしないをし続けている人』は、もう一つ大事な事を考えておいた方が良い。
そしてその現状維持ってのが実質的な後退なんだけど、それに気づけてる奴もすくねえってオチ。
— エル@ぱずどらふれんず (@ellnorePZDR297) 2018年2月10日