これはシャワーヘッドですか?
はい、ホースも付いてきました。
(これはゾンビですか?感)
シャワーを替えたくて三千里。
いや、歩いてはないですけどね、大変だった感として、三千里くらいかなぁって。(適当)
シャワーヘッドを購入したんですよ
こないだね、Amazonのタイムセールで、シャワーヘッドが安かったので買ってみたんですよ。
おもちゃ感覚で。
何ていうの、別にシャワーヘッドが前から欲しかったかというと別にそんな事はなくて。
ただなんか、「面白そうなオモチャが安く売ってるじゃないか。どれ、いっちょ買って遊んでやるか」って感じのノリでした。
まぁかえって好都合
思えば、ぼくが今使ってるのってマンション入居時に備え付けだった、ゴムホースのシャワーホース&ヘッドでして。
いやまぁ使い始める時に綺麗に掃除してやったんですけど、それももう結構前の事。
丁度いい、ここらでいっちょシャワーホースごと取っ替えてやんぜよ!!
と、北海道民のくせに謎の土佐弁を発揮しながらやる気に満ち満ちていたワケですよ。
えっ、なにこれ、、、すごくカタい
これ、、、この、、、あの、、、いやエロい意味じゃなくて。
この部分。
ちょっとー、固すぎんよー。
なんすかねー、この赤枠の部分、コレ回る筈なんですけど。
カッチカチでやんの。
壊れちゃうんじゃね?ってくらい力入れても、ウンともスンとも言わないの。
コレはー、、、あれだなー、モンキーレンチのようなもの(バールのようなもの感)が必要なのでは???
レンチのようなもの
タスケテYoutuber!!
ということで、なんかこうDIY系好きな人が動画上げてるっしょ、という現代っ子らしい発想で調べてみたんですよ。
するとなんか、ありました、専用のやつが。
ウォーターポンププライヤーっていう専用の工具があるんですってよ、奥さん知ってましたぁ?
で、これ、安いのはまぁ500円くらいから、お高いものは2000円以上のものまで、標準的には1000円前後って所みたいですね。
で、流石にこの手のアイテムをヘタにケチると良くないと思うので、最安値付近を避けて、まぁ標準と思われる1000円ちょいの物を探して購入。
IPS ウォーターポンププライヤ 250mm WP-250F
コイツが届いたら、あのガッチガチに凝り固まってる奴をヒネり上げてやりましょうぜ!!
テコの原理ってすごい
と、意気込んではいたものの、あんなビクともしなかったガッチガチの六角の輪っか野郎、本当にこんな道具で回せるんですかねぇ?
と、半信半疑。
いやむしろ二信八疑くらいの割合ですよ、ぼくは。
こんななんか、得体の知れないカチャカチャした道具ごときでねぇ、ぼくがあんなに力いっぱい回してビクともしなかったアレがそんな簡単に外れてもらっちゃ
クルクルクルー
簡単にハズレたわwwwww
なんすか?なんすかこれ?
マジ笑っちゃったなにこれwww
じゃけん、アダプタも外しましょうねー
で、最初これ気付いてなかったんですが。
この赤枠で囲った部分、これ蛇口の連続した部分だと思ってたんですけど、これ太さ変換用のアダプタだったらしく、コレも外さなきゃイケなかったんですね。
ってことで、プライヤー様でガコッと捻ってあとはクルクルクルー。
ハイ、取れましたー。
まったくきみは、ほんとうにばかだな。
と青色タヌキ型ロボットに言われそうな事態が発生。
規格が合わない
そりゃあそうだ、よく調べずに買ったので、買ったホースとアダプタのサイズが合わなくて詰みました。
はい馬鹿乙ーwwww
と、皆さんのメシウマネタを提供してこの日記は終了。
・・・とは行かなかったんですよね。
合わないなら買えばいいじゃない
そしてケーキを食べればいいじゃない。
ということで、アントワネット気分で色々と調べつつ、シャワーホースと蛇口の太さ変換のためのアダプタを探してみました。
ちなみにこれ、これ、この部分「エルボ」っていうんですね。
で、このお湯とか水とかのヒネリが付いてる部分は「混合栓」って言うんですって。
ふーん。
規格の読み方が解らない問題
で、困った事がありまして。
アダプタを買おうと思ったは良いものの、サイズを示す規格の読み方が解んねーっていう。
って言うかね、って言うかね。
表記統一しろよオラァン!?
- G1/2
- W24山20(山数表記)
- M22✕1.5(何かの掛け算)
なんすか、なんすか!?
えっ、なんすか!?
なんで表記統一しないの!? ねぇなんで!?!?
G1/2
ってのはわかる、スゲーよくわかる。
国際汎用基準の固有名詞らしいからな・・・。
しかし W24山20
M22✕1.5
って部分はどういう事だぁあ~~~っ!?
ナメやがってこの規格ゥ、超イラつくぜぇ~~~ッ!!
と、ギアッチョさんもお怒りです。
で、Twitterとかで色々な人に教えて貰って、だいたい把握したので、ギアッチョさんの怒りを鎮めて頂くためにもここにちょっと纏めておこうと思います。
規格の読み方
説明していくと結構長くなるのでここでは割愛しておきますが、規格の読み方の覚え方だけざっくり書いておきます。
まず G1/2
に関しては、単なる国際規格の固有名詞なので、読み方もクソもないです、そういう「名前」です。
読み方にルールがあるのは W24山20
や M22✕1.5
のタイプです。
軽く調べてみた感じ、W
表記のものは「ウィットねじ」で、M
表記のものは「メートルねじ」のものらしいです。
山数表記
山20
について軽く説明。
これは単位距離あたりのネジ山(螺旋状のネジのギザギザのことね)の数を示しているそうです。
ここでいう単位距離とは1インチの事。
つまり 山20
と言った場合は、1インチあたりネジ山が20ある、という意味らしいです。
ピッチ表記
対して ✕1.5
について、これは場合によって ✕P1.5
と表記される場合もあるらしい。
この小数値は「ピッチ」と言うらしく、ネジ山の頂点から頂点の距離のことを言うらしいです。
つまりギザギザの密度だね
一定距離中のギザギザの数が多ければ多いほど、ギザギザ密度が大きい。
ギザギザの頂点間距離が短ければ短いほど、ギザギザ密度が大きい。
密度の大きさを「数の多さ」で示すか、「距離の短さ」で示すか、というだけの違いだね。
うん、どっちでもいいから統一してくれ。
※後ほど解ったんだけど、ウィットねじってのはめちゃくちゃ古い規格で、かなり昔に廃止されてるらしい。ギザギザのネジ山の角度が55度だとか60度だとか、何か色々あるみたい。
アダプタを求めて三千里
おれはシャワーを交換したかっただけなのに、一体何をやっているんだろう・・・?
と思いながら、ネジ山の規格の読み方を調べたり、Amazonで商品ページを漁ったりしてました。
とは言え、乗りかかった船だし、何かもう納得行く所までやらなきゃ気がすまないモードになっちゃってたんですよねぇ。
今使ってるやつを調べる
で、途中から思った事。
今現在使われているアダプタの規格がハッキリすれば、それを基準にして考えることが出来るのでは?
今解っていることを整理する
ハッキリしている事は、このアダプタでは G1/2
がハマらないと言う事。
そして、メジャーで測ってみたところ、混合栓エルボ側に繋がっている部分の外径は26mmだったということ。
さらに、今嵌っているアダプタを外して混合栓エルボ側の外径を測ってみると22mmだったということ。
TOTO シャワーホース用アダプター KVK用 THY14533-2
で、見付けたのがコレ。
サイズ情報を見るとこんな。
メジャーで測ったのと径が一致してる。
上部のギザギザに二重溝があり、ウチに嵌っている現物ともソックリに見える。
ね、これじゃね?
ウチにあるのがこれと同一規格であるなら、混合栓エルボ側の規格は M22✕2.0
で、 KVKメーカー
のものと思われる。
KVKのG1/2規格のアダプタを探そう
ということで、ウチにあるのがKVKメーカの M22✕2.0
用規格のアダプタであると仮定。
つまり、今度は M22✕2.0
用規格の、ホース側が G1/2
用のものを探せば良い訳だ。
ということで該当条件に一致する物を探してみた結果、コレが見付かりました。
SANEI 【シャワーアダプター】 KVK社製混合栓にSANEI製シャワーホースを接続するアダプター PT25-3
ということで購入
取り敢えずエルボを上に向けて、サイズが一致するかチェック。
くるくるくるー。
ぴったり!!
ということで
無事にシャワーの交換が完了しました。
さぁ、生まれ変わったシャワーで温まりましょう!
ア~、イキカエルワァ~
今回買ったものまとめ
ちなみに、シャワーヘッドはどうせ買うならもっと良い物を買った方が良いと思います。