これはsvn*1時代からそうなんですけど、ぼくはソースコードやシンプルなテキストファイル以外にも、Excelファイルや一部のビルド成果物(dllとか)なんかもVCS*2にブチ込んでます。
SourceTree
VCSを利用する利点って、
- 履歴管理できる
- 変更差分を確認しやすい
- ウッカリした時に戻せる(バックアップを兼ねる)
まぁだいたいこのへんに集約されますよね。
集団開発ではもちろん必須ですけど、別に集団開発以外で使っちゃいけない道理もなければ、もっと言えば開発に限る必要性もないわけで。
使用例
特にリモートに上げる必要がない(或いは上げたくない)けどバージョン管理したい、と言うケースで気軽に使えるのがgitのローカルリポジトリのみ運用。
受注・請求管理
注文書や請書、請求書などの作成や関連資料を管理するのに使ってます。
経費・確定申告管理
Excelで管理してる経費メモや、高額領収書のScanSnapデータ、会計ソフトで作成した各年の確定申告関連書類のデータなんかを管理してます。
趣味ツールで拾って来たメタデータの管理
twitter4j
という神ライブラリを用いて作った、Twitterの画像収拾ツールの吐き出すメタデータ(テキストファイル)を保存・管理するのにも使ってますね。
こんな感じで、テキストファイルがぶわーっとね。
素直にDBを使うツールにしとけば良かったやんけ、っていう話が無い訳でもないんですが、、、。
SourceTreeでのローカルリポジトリの使い方
説明する必要あんま無い気もするけど、一応書いておきますか。
タブで Local
を選択してる状態で Create
を選択。
バージョン管理対象にしたいフォルダを指定(無ければ作成される)し、SourceTreeのタブ名を入力。 ※まぁ普通は2バイト文字の名前は付けないと思うけど、説明のためにやってみた。
すると、指定したフォルダがSourceTreeによりgit管理対象になるので、ファイル置いたりブランチ切ったり色々やってみると良いと思う。
GitHubのプライベートリポジトリじゃダメなの?
ダメ、、、という訳じゃないけど、流石に確定申告関連や契約書みたいなデータは万一のあれが怖いから、、、やっぱりスタンドアロンでネットワークから切り離すのがセキュリティ的には最強かなって思う訳で。
かわりに、自前できちんと(git全体の)バックアップを取っておかないと不安ではありますよね。
*1:subversion:サブバージョン。VCSの一種。
*2:VersionControlSystem:バージョン管理システム。svnやgit、vss、tfs、cvsとかなんかいろいろある。