【悲報】けもふれ終了のお知らせ、その後の情報収集【続報】
先日の騒動、いわゆる「9・25けもフレ事件」から明けて二日。
まだファンが納得するようなまともな情報は出ていませんが、幾つか続報が出て来たのでちょろちょろと拾って来ました。
※今まで一日一投稿ルールを作ってましたが、破るのは二度目*1です。
その後の情報
けものフレンズプロジェクトAからの発表
kemono-friends.jp「けものフレンズ」の映像化プロジェクトに関するご報告を『けものフレンズプロジェクト公式サイト』NEWSページに掲載致しました。https://t.co/kflyM24ABJ#けものフレンズ
— けものフレンズ@公式アカウント (@kemo_anime) 2017年9月26日
既にWeb魚拓を取っている人もいました。
ぼくも念のために保存しておこうと思います。
なお、所感としては「何も本当の事が書かれていない」と言う印象です。
「ヤオヨロズが自ら撤退したので、体制を組み直そうとしている」と読み取れる文面になっているが、それだとたつき監督のTwitterでの「KADOKAWA方面の意向」と「残念です」と言う発言と矛盾するし、そもそもこのタイミングで「どん兵衛とのコラボCM」が出て来るのが時期的におかしい。
誰かが嘘をついている以外に有り得ないだろう。
こんな白々しい記事を公式発表として出しておいて「今後もよろしくお願いいたします。」とは、反吐が出る。
WikipediaのKADOKAWA記事
が、荒らされたと言うか、功労者に対する理不尽な扱いに対して追記されたり、それが訂正削除されたりと、Wikiの方でもバタバタしています。
編集の一例:
編集履歴から変更差分を幾つか見てみますが、こんな感じです。
正直、Wikipediaのような中立的な文書にこういう手を加えるのはどうかと思いますが、その気持ちはとても良く解ります。
ただ、流石にこれはやり過ぎ:
KADOKAWA社長の川上とやらの発言
Twitterで回って来ましたが、社長の川上が実に白々しい弁明をしてやがりました。
以下、重要部分の引用。
KADOKAWAの親会社・カドカワ社長でドワンゴ会長の川上さんは25日午前、ドワンゴが運営するマストドン「friends.nico」内の自身のアカウントで、ジャーナリストの三上洋さんからの質問に答える形でこの騒動にコメント。「たつき監督の件はぼくも心配しています。ニコ動でけものフレンズが盛り上がったのもたつき監督のアニメそのものはもちろんとしても、個人的な活動の寄与が大きかったと思っています」「これだけの騒ぎになっているわけですから、KADOKAWAにせよ、ドワンゴにせよ、この件について中で議論されないということはありませんから、その部分についてはご安心ください。結果どうなるかについては、ぼくもそもそもの事情をまったく把握していないので、いまのところは分かりませんが」などと述べた。
何が「心配しています」だよ、立場上(最終責任者という意味で)お前が黒幕だろうが。
酷い話ですよ。
加害者が被害者に対して「心配しています」って言うようなもので、こんなの超悪く例えるとセカンドレイプみたいなものじゃないですか。
よく平然とこんな事を言えますよね、吐き気がします。
「心配しています」ではなく「申し訳ございません」じゃないのか。
企業活動なのだから金儲けの為の意見違いはあってしょうがないと思うが、だったらそれを有耶無耶にせず商売上の音楽性の違いで決裂しました、って正直ハッキリ言えと。
まったく、白々しい。
気持ち悪い。
もう二度と角川コミックスは買わないまである。
その他の関連記事
デマ情報纏め
けもフレ騒動系で幾つか記事を挙げている方の記事で、他の記事も一通り目を通しとくと良いです。
925当日のぼくの記事
こっちの方からも追記記事としてリンク貼っときます。
けもふれ終了って言うけど監督が交代しただけじゃん?
監督が交代しただけで大袈裟。
そんなのアニメ・映像業界ではよくある事だし、大げさすぎじゃね??
と言う意見を、多からずですが多少目にします。
確かに、これが予算をふんだんに使って物凄い人数の大チームで作っている作品で、監督が単なる管理者としての立場でしかないのであれば、まぁそういう見解も現実的にアリだとは思います。
でも、けものフレンズ一期に於けるたつき監督はそういう立場ではありませんよね?
たつき監督の重要性
監督とは言っていますが、それはあくまで肩書の中で最上位のものだからそれを冠しているだけで、実際にはオールラウンダーであり、明らかにアニメけものフレンズ一期の中核となった人物です。
以前の記事でも書いた通り、以下に該当する人物なワケです。
作品そのものと言ってもいい人物であり、代替の利かない人間です。
システム開発で言えば、肩書はマネージャだけど、フレームワークのコーディングから進捗管理までありとあらゆる仕事をやらされてる重要人物であり、その一人を抜いたらプロジェクトが破綻するくらいの超絶キーマンです。
これを抜くと言っている訳です。
愚か、実に愚か。
けもふれ終了のお知らせ、の意味。
超重要なキーマンだからと言って、抜いても別に終了とは言えないじゃん。
と言うのもまた一つの事実です。
確かに、実力のある人物が後任に就けば、相当苦労するでしょうけど何とか作品の完成には至るでしょう。
もしかしたら、それはまた別な良作になるかも知れません。
でも、それは我々(アニメ一期を見ていたファン)が求めている二期ではないのです。
けものフレンズの2期が見たいのではなく、たつき監督の描く続編が見たいのです。
この違いが理解できない人は、そもそも作品を真の意味で楽しむと言う事が出来ない人だと思います。 ただエンターテイメントコンテンツとして消費しているだけです。
それなりの知識と理解力が無ければ、作品を本当の意味で楽しむことは不可能です。
(かなりのオタク的見解ですけどね)
今後の追記枠
業界関係者による物凄く解り易い記事
直接の関係者ではないものの、業界関係者、いわゆる「有識者」による指摘。
内容も簡潔で解り易い。
これは良記事だとは思います、その上で内容に対して賛否両論はあるだろうけど。
記事に対する所感追記:
ただまぁ、カドカワで仕事してた人達はみな素晴らしい働き者だったのでKADOKAWAは悪くない、と言う理論はちょっと根拠として微妙だと思う。
今回の「けものフレンズ二期騒動」に対して直接的な関係性や根拠は何もないと言うのがこの記事の事実なので、この記事を書いた人が言う「周りで何も知らずに騒いでいるフレンズども」とそんなに大差ないんじゃないかなぁ。
いわゆるブーメランなんじゃないかなぁ、と言うのがちょっと残念な所。
「業界有識者なんだから何も知らないお前らより俺の言っている事が正しいに決まっている」と言うのは聊か盲目的かと。
記事の内容(裏側であった出来事の推察)としては良いが、主張の内容としては賛同しかねる、って感じ。
ところで
商売も勿論大事ではあるんだけど、最終的には「無から有を生み出すクリエイターの存在」が最も尊重されるべきだと思うんですよね。
業界での活動を継続するにはそれなりのキャッシュフローが必要で、その為にビジネスが必要と言うのは勿論正しいんですが、何と言うかそれを絶対視しすぎると「プログラマを軽んじるマネージャ」と同じ事になるんだよなぁ、、、。
と言うのが、ぼくの感想です。
あまり、モノづくり出来る人間をナメない方が良い(意趣返し)と思うんですよね。
KADOKAWA井上さんのtweet
KADOKAWA代表取締役専務執行役員である井上氏のツイートが出ました、随分遅かったけど立場ある人の発言だから仕方ないね。
「けものフレンズ」の件につきまして、KADOKAWAは製作委員会の一出資企業にすぎないことから今まで発言を控えていました。私としても「けものフレンズ」におけるたつき監督の功績は大いに認めております。(1/4)
— 井上伸一郎 (@HP0128) 2017年10月3日
この度の騒動にいたるまでの事態を正確に把握してなかったのは不徳のいたすところです。先週ヤオヨロズのみなさんと2回のミーティングを行なう機会を得ました。その際、製作委員会のご意見とヤオヨロズ様のご意見に大きな溝があることが分かりました。(2/4)
— 井上伸一郎 (@HP0128) 2017年10月3日
特に「監督降板」の経緯、版権使用についても認識相違があることと、
— 井上伸一郎 (@HP0128) 2017年10月3日
監督のツイッターでのご発言の真意にはそういったことが積み重なったことが
原因であるということが分かりました。そこで私としては、ヤオヨロズのみなさんと今後のことについてどうするべきか相談に入ったところです。(3/4)
「けものフレンズ」のファンの皆さまにおかれましては、ご理解のほどよろしくお願いいたします。(4/4)
— 井上伸一郎 (@HP0128) 2017年10月3日
また、これに加えてヤオヨロズの福原慶匡氏から次のツイートが投稿されています。
ファンの皆様にお伝えする事が遅くなりまして大変申し訳ございませんでした。
— 福原慶匡 (@fukuhara_ystd) 2017年10月3日
影響の大きさを鑑みて発表の方法に関して協議しておりました。
発表を受けて川上社長、井上専務が迅速にヒアリングして下さり今回の発表に至った事を感謝しています。(1/2)
この度は皆様にご心配をお掛けしてしまいました。
— 福原慶匡 (@fukuhara_ystd) 2017年10月3日
これから話し合いを始めますので何卒よろしくお願いします。(2/2)
と言う事なので、また続報がある筈なのでまずはそれを待ちましょう。
それはそれとして:
今後、ヤオヨロズとの話し合いとやらがどうなるにせよ、既にこの規模の炎上騒動に発展してしまった以上、たつき監督を戻すから何もなかったことにしてくれ、と言うのは筋が通らない話ですよね。
そもそも、明らかに意見に乖離があると名言されているこの状況で、監督を戻すからたつきのけもふれ二期をやるんでよろしく、と言われても素直に受け入れられないというのが本音だし、クリエイターが伸び伸びと自由に作品を作れる状況ではなくなっていますしね。
正直もうヤオヨロズとは予定通り決別して、KADOKAWAにはけもふれから完全に手を引いて欲しいというのが本音です。
今後、KADOKAWAがけもふれを続投するなら:
もしもKADOKAWAがけもふれの権利を保持した上で二期もやりたい、と言うのであれば、たつき監督はじめけもふれ製作関係者に対して相当な譲歩案を出すべきです。 それこそ「作品作りに対して一切口を出さない」「監督が趣味で二次創作しても文句言わない」くらいのことを確約して公表するくらいしてくれないと、ちょっとねぇ・・・。
そうじゃなかったらKADOKAWAから出て来るけもふれ二期は見る気はないし、関連商品も買うつもりはないし、正当な二期作品とも認めたくないですよね。
今回の騒動で完全にKADOKAWAアンチになっちゃったのが、何より残念な事です。
この後行われると言うヤオヨロズとの打ち合わせで奇跡でも起きませんかね、、、。