以前、お粗末なJavaScript実装の有利誤認サイト表記で話題になり炎上していた侍エンジニア塾に続報(笑)です。
まずはこれを見てください。
井上さんのブログ
こちら、Twitterでちょっと付き合いのある 井上慎也@ino_dev さんのブログです。
なんとこの井上さんは侍エンジニア塾で仕事をした事があると言う事で、中の人視点で炎上に至る経緯や侍某塾への思いや今後の対応への期待などが綴られています。
まぁ、詳しくはお読み下さいという話。
書いたー。良ければ拡散して下さい。https://t.co/jclSAKFM6B
— 井上慎也@WEBエンジニア (@ino_dev) 2018年10月16日
どうやら侍某塾さんは、塾生に対しては内部情報を公にするのは機密保持という位置づけで口止めしているらしく。
元関係者という特殊な立場である井上さんだから書ける、普通だと出て来ない内情なんかも詳しく載っていて非常に面白もとい、有益な情報となっております。
米村さんのブログ
こちらも、Twitterでフォローさせて頂いている、米村さん@yonemura2006 の 日本一残業が少ないIT企業社長のブログ から。
米村さんや他の方々も書いている通り、侍某塾の記事って妙に SEO対策
*1
だけはシッカリしているので、内容がアレなのに検索エンジンで上位に表示されてしまうと言う、ちょっと困った問題があるようです。
未経験でエンジニア志望の方からすると良し悪し判断出来ないので、こういうのが検索上位に出て来るっていうのはちょっとアレですよねぇ。
と言うか、SEO対策に関して言えば明らかに確固たる実績がある訳ですし、方々からレビュー指摘の噴出してるプログラミングスクールはさっさと辞めて、ブロガーやアフィリエイター向けのSEO対策教室にでも方針転換したら良いんじゃないですかね?
Qiitaに投稿された記事。
『侍エンジニア塾のC言語サンプルがヤバ過ぎる』
コメント欄での遣り取りにも載っている通り、現在は会員のみ公開となっているらしいですが。
侍エンジニア塾のC言語サンプルコードが、ろくに動作確認していないのではと言うレベルの酷いバグコードだというお話。
何が問題かって、これを載せてるのが仮にもプログラミングスクールが本業のサイトですからね。
先のお粗末なJavaScript実装の件とも併せて、これではスクールで教えている内容が疑問視されても仕方ないですね。
『お前らはまだ侍エンジニア塾の凄さを知らない』
まさかのグンマネタきたwww
ていうか、さっきのC言語の記事のリンクを取りに行ったら、新しくトレンドに載ってました。
侍エンジニア塾の勢いは留まるところを知りませんね!!(褒めてない)
ちなみに記事内容ですが、先にもちらっと言ったSEO対策に関して詳しく記載されており、他の記事のリンクも豊富で、とても良い記事になっています。
探せばまだまだ出て来る
もうなんかキリがないのでこの辺にしておきますが。
取り敢えずこれがまぁ、一週間ほど前のお話。
次にこれを見てください。
最後に1%残っていた僅かな信頼に対し、裏切りで応える侍エンジニア塾。
DMCA悪用
まぁこちらをご覧下さい。
侍エンジニア塾、流石だなぁ…。
— 井上慎也@WEBエンジニア (@ino_dev) 2018年10月23日
前の自分のブログ見て「著作権侵害だ!」ってGoogle検索に引っかからないように申立してる。https://t.co/jclSAKFM6B
いわゆる都合の悪い記事を隠蔽する逆SEOですね。
そもそもWebで公開していた内容を引用してるのに著作権違反て…w
すぐこういうことするもんなぁ。 pic.twitter.com/oC3eLV5WLc
おうふwwwwww
これは酷い。
SEO対策バッチリの侍さんは DMCA悪用 *2 の方もバッチリだったようです。
DMCA悪用問題と言えば、少し前にWantedlyが話題になっていましたね。
Wantedlyと言えば米村さん(笑)ですが、今回の件について米村さんはこのように仰っています。
侍エンジニア塾がWantedlyライクなDMCA問題を勃発させて再度燃料投下して色々にぎわっておりますが、WantedlyのDMCA問題の頃に書いた記事がいまだに「Wantedly」「ウォンテッドリー」で1ページ目に出てくるんですよね。これ絶対嫌がられてるとは思うのですが、結構公平な記事を書いたつもりでいますw
— 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) 2018年10月23日
まぁ、今回は侍エンジニア塾の話であり、Wantedlyの話は本筋から逸れるのでこれくらいにしておきます。
閑話休題。
件の侍エンジニア塾からのDMCAですが、試しに 侍エンジニア塾 炎上
とかでググると、こんな表記が出てると思います。
DMCA (Copyright) Complaint to Google :: Notices :: Lumen
このリンクから飛ぶと、DMCA申請により検索結果から除外された内容を確認出来ます。
無断で引用
先の井上さんのブログに対するDMCA悪用ですが、先方はこのように言っています。
弊社が運営している「メディア内にあるLPのソースコード」や「女性が写った入塾金0円と書かれた画像」、「弊社コーポレートサイトに記載のお知らせ文のテキスト」が当該サイトに無断で引用されている
※前述のDMCAの確認ページより引用
サンドウィッチマンじゃなくてもちょっと何言ってるか解らないところですが。
いやいや、引用って言うてますやん。
後述しますが、これが引用に当たるのであれば特段問題ないハズですし。
というか、別に後ろ暗い事が無いならもっと堂々と「無断転載だ!!」ってオープンな場で言うなり、内容証明郵便でも送り付けて記事を削除させれば良いじゃないですかね。
何を裏でコソコソとやってるんでしょう。
もういっそプログラミングスクールよりもSEO対策とDMCA利用なんかのウェブコンテンツ指南を本業に切り替えたら良いんじゃないですかね。
引用の要件
みんな大好きWikipedia先生より。
引用は権利者に無断で行われるもので、法(日本では著作権法第32条)で認められた合法な行為であり、権利者は引用を拒否することはできない。
権利者が拒否できるのは、著作権法の引用の要件を満たさない違法な無断転載等に限られる。
重要なのは以下の点。
- 引用は権利者に無断で行われるものである。
- 権利者は引用を拒否できない。
- 著作権法上の要件を満たさない場合のみ、無断転載として拒否できる。
つまり引用はガード不能。
で、この引用要件となる著作権法第三十二条についてはこちらの2点明記されています。
公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
2 国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が一般に周知させることを目的として作成し、その著作の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物は、説明の材料として新聞紙、雑誌その他の刊行物に転載することができる。ただし、これを禁止する旨の表示がある場合は、この限りでない。
なお、無断引用禁止などの文言を設けた所で、これに法的拘束力は無いです。
- 本文と引用部分が明確に区分されている。
- 本文(自分の文章)が主、引用部分が従である。
- 引用の必然性がある。
- 引用元から内容を改変していない。
- 出典を明記すること。
これらの条件を満たしていれば、権利者に無断で引用しても問題ありません。
ちなみにこれは、たまたま別件で歌詞の引用の適法性について調べてた時に知った事です。
歌詞引用について別途日記で纏めようと思ってたんですが、今回、好都合だったので相乗りさせて貰います。
※なお、歌詞の場合は出典となるページや書物なんかが無いので「曲名」と「作詞者」を明記すれば良いそうです。
さいごに
いかがだったでしょうか?
(wwwwwww)
この記事で以下の3つについて学びました。
なんちゃってね
いやぁ、こんな日記を書いちゃって、侍らしく斬り捨て御免されたらどうしましょうね。