【シンエヴァ】俺達の14年がついに完結したんだぜ(その①)【アマプラ】
シン・エヴァンゲリオン劇場版
え、っていうか、
なんでもうアマプラ来てんの???
普通にDVD発売を待ってたんだけど、びっくりしたんだけど。
いやさ。
本当は劇場で観たかったんだけど。
今ほら例のアレが蔓延してるからさ、映画館とか行きたくても行けなかったんすよね。
早くDVD出ないかなー、つって待ってたらアマプラ来てたでゴザル。
な、何を言ってるかわからねーと思うが、俺も何が起きたのかわからなかった。
超スピードだとか催眠術だとか、そんな以下略。
ということで、先の土日にシン・エヴァ観ました。
シンエヴァ観ましたっていうか。
みこちの同時市長でまずQの復習してから、
ちゅいっちの同時市長でシンエヴァ観ました。
いやぁあああ、凄かったにぇ!!
ということでここからネタバレしていきます。
色々凄かった。
「破」と「Q」観てた時は
コレ本当に終わるんか・・・?
みたいな。
正直本当に完結するかどうかも怪しいかなって思ってたんだけど、まさかここまで纏め上げるとはなぁ。
完結させるならもうあと3部作くらい必要なんじゃねぇの?
くらい思ってたんだけどね。
いやまぁ、例の嘘予告ダイジェストでキングクリムゾンされたぶんと、シンエヴァが2時間半という長尺って事を踏まえると実質2~3部くらいのボリュームあったけどね。
とは言え、良くあそこまで綺麗に纏めたよね。
俺達の14年がついに完結
と言う事で、取り敢えずまず、一回目観た後の感想というか、思った事をつらつら述べていきます。
ループ説
結局、ループ説が正しかったんだなぁ。
これ、古くはテレビ版・旧劇の頃から既に存在していた説で、ぼくが知る限り一番の有力説だったと思うんですが。
新劇場版での序破Qで、 カヲル君が露骨にループを匂わせる発言を連発 してきたモンだから「コレ、逆に無いんじゃね?」って感じのアレだったからなぁ。
実際問題、ループ否定派の中でも「庵野がそんな安易にループ設定を使うとは思えない」みたいな事言ってる人も少なからずいましたよね。
まぁ、それはちょっとメタ読み過ぎる感あるけどね。
ちなみにぼくはループ説支持者でした。
何故なら!!
ぼくは!!
セカイ系ループものが大好きだから!!!
Cross Channel
とか、ハルヒの エンドレスエイト
とか、コミカライズもされた All you need is kill
とか!!
あと、ちょっと違うけど シュタインズ・ゲート
のタイムリープマシン連打のシナリオとか!!
あとまぁ、やっぱり S-DAT の存在がデカイよね。
てか、ループを暗示しているだけのアイテムだと思ってたあの S-DAT が、最終的にループ脱却して正史ルートに乗せるための重要なキーアイテムになったの、凄い出世よね。
そうそう、ループ脱却の鍵、出世と言えばよ。
マリ
マリだよ、マリ。
新劇からいきなり追加された新キャラがループ脱却を誘発したばかりか正史ルートのメインヒロインに昇格してんのな。
「綾波はあくまで母親のメタファーであり、旧劇では最後にこの二人が残った。これはアダムとイヴを示している、だからエヴァのメインヒロインはアスカ。」
っていう解釈がまぁ今までだと一番納得感強い解釈だったかなと思うんですけど。
まぁ、ぼくは綾波スキーなんですけど。
まさか新キャラが搔っ攫っていくとはね!!!
Q
昔から根強かったループ説を強く支持する根拠として。
カヲル君の露骨な発言は、まぁ、一旦置いといて。
「序破急の急が "Q" だから」
っていうのがありましたよね。
「ループを示す円形の "O" を断ち切る形で "、" がついている "Q" は、エヴァのループ説の肯定と新劇のループを脱却して完結するという意味では」
ってのが有力説でしたよね。
いやまぁ、有力説かどうかは知らんけど、ぼくもこれを支持していました。
って言うか。
ループであって欲しいな!!
という、どちらかと言うと願望でしたけどね!!
好きだからね!!
:||
"Q" の話をしたのでついでに ":||" の話もしておきましょうか。
からの
音楽記号の :||
はリピートを意味するので、これはエヴァのループ説を暗に肯定している。
且つ。
序破急が常に :
で接続されていた事から、これはリピート記号ではなく :
+ ||
である。
つまりこれは:終端記号であり、ループを終了させて物語を完結させるという読み方が出来る。
って言う解釈大好き。
シンエヴァのタイトルが発表された時にこの解釈メッチャ話題になりましたよね。
※ 一応 Wikipedia では リピート記号が正式表記である と記載されています。
実際コレは、どっちの読み方が正しいとかじゃなくて、ダブルミーニングなんじゃないかなと解釈するとエモいっすよね。
ぼくはダブルミーニングであると解釈してます。
25-26
ところでテレビシリーズは全26話で、旧劇場版「Air/まごころを君に」はそれぞれテレビ版25・26話のリメイク映画なんですよね。
テレビ版・旧劇のエヴァでは 25-26 曲目 をリピート再生していた S-DAT 。
新劇:破で正妻のマリと屋上で衝突した時に壊れ(たのかどうかは知らんけど) 27曲目 に進んだ。
あの時のシンジの「あれ?変だな」という発言はとても印象的ですよね。
新劇:序は、これまでのエヴァを受け継ぎつつ、今回のループでの25曲目・26曲目を描き。
新劇:破で、マリによりリピート再生が破られ、27曲目に進む。
つまり、ループはこれでおしまい。
そして新劇:Qでカヲル君に修理してもらった S-DAT は28曲目まで進み、
シンエヴァで最終的にゲンドウの手に返り1曲目から29曲目まで再生して、終わり。
凄く好き。
ちょっとループの話しすぎて長くなりましたね。
いや、まだこれはこれまでの定説をおさらいしただけで、まだまだ話したいことあるんですけどwww
対比ラッシュ
後半の対比ラッシュ凄かったよねぇ。
ちょっと情報量多すぎて処理しきれてないけど。
一番印象的だったのはやっぱミサトさんかね。
やっと管理者としての責任を果たした・・・じゃなくて。
テレビ版・旧劇では、ミサトさんが大人のキスをして一方的にシンジを送り出してたけど。
そう言えばあの時もミサトさん撃たれてたよな。
あの時も結局爆死してるし、確か。
シンエヴァでは、シンジが自発的にエヴァに乗ることを選択し、シンジを庇って撃たれたミサトさんと母子のようにハグしてたシーン、メッチャ印象的。
「ミサトさんが背負っているものを半分背負う」っていうセリフも、何というかこう、母子家庭で育った子供みたいなカンジで、母子って感じする。
そして、今度はシンジくんのほうからの「いってきます」と、それに対するミサトさんの「いってらっしゃい」がまた、ね、実にエモい。
このシーン、メッチャ好き。
からの。
デカ波出現っていうね。
旧劇を思い出すわぁ、、、。
しかもクッソリアルになってるのなwww
からの。
対比、旧劇、
といえばやっぱりアスカとのお分かれのシーンだよね。
旧劇ラストのような赤い海でシンジとアスカが二人だけ佇んでいるシーン。
出撃前の「多分好きだったんだと思う。けど、私の方が先に大人になっちゃった」を受けての「ぼくもアスカが好きだった」。
いやー、エモいっす!!
お互いに過去形なのがまたアレだよねぇ。
あの時は「気持ち悪い・・・」だったのにね。
しかもこのシーンのアスカの作画、めっちゃ気合入ってるのな。
超美人。
他にも色々気になったところとかあったんだけど。
正直、情報量が多すぎなうえに、最後の最後でマリルートで終わった衝撃が強すぎて、脳みそがハレーション起こしたよね。
ということで
今日の所は一旦ここまで。
トウジや委員長やケンケンの話とかもしたかったけど、全然出来なかったわ。
ちょっと、アマプラだから何度でも観れるし、もう何度か見直しつつ次の感想文のつづきを書きましょうかね。
あ、あとあれ、旧劇。
旧劇もちょっとまた観たいわ。
旧劇なんか最後に見たのいつだよ?