セミリタイアとはちょっと離れますが、無関係ではないこの話題。
フィンランドのベーシックインカム制度試験導入について
試験制度の延長なし、今年末で終了のお知らせ。
フィンランドにて、一部で試験的に導入していたベーシックインカム制度(以下BI)。
これが延長なしという事になったそうです。
フィンランドで試験導入されていたBIは、月7万円前後貰える(情報源によって値段がちょっとまちまち)制度だったようです。
2017年1月に始まったこの試験導入、当初予定では2018年12月で一旦区切りとし、対象を拡大して継続する予定だったそうですが、この予定の区切りで終了として拡大継続はしない事になったという話、、、みたいです。
ひろゆきの提唱するBI案でも、月7~8万貰えるプランが示されていて、似たような値段ですし気になってました。
何よりBIって実施した前例が無いので、実際やったら何がどうなるのかと言う歴史的な知見が無いんですよね。
BIは雇用流動性の向上にも寄与する
先の記事にはこのようにも書かれています。
制度を支持する人々は、ベーシック・インカムによって転職時にも収入が確保できるため、労働市場の柔軟性を高めると主張している。
これには物凄く同意です。
以前書いたこちらの日記でも述べていますが、雇用の流動性を上げる事は企業にも労働者にもメリットとなる事だと考えます。
BI制度が導入されれば、この雇用流動性(記事で言う「労働市場の柔軟性」)の向上にも繋がりますね。
企業としては、簡単にクビを切って良くなる訳です。
何故ならBIがあるから。
そして従業員も、簡単に会社を辞めて問題なくなる訳です。
何故ならBIがあるから。
最低限の保証があるからこそ、今は気軽に出来ないクビ切りと退職がやり易くなる訳です。
すると、必然的に雇用流動性が向上します。
そこから先は前述の日記に書いた通りなので割愛しますが、皆にメリットのある事だと思います。
BIはセミリタイアにも貢献する
この日記はセミリタイアするにはどうすればいいか会議です。
当然、セミリタイアの話に繋がりますw
BIがあれば、よりセミリタイアし易くなります。
と言うか、8万に支出を抑えて生活出来るなら貯え無しで完全リタイアすら可能な訳ですから、究極的にはセミリタイアと言う考え方自体が不要になると言えます。
なので、実はぼくのセミリタイア作戦には、実は暗黙的にBI制度の導入を期待する分も、少なからず含まれていました。
今回、フィンランドで試験導入されていた、BIと言う同じ名前を付けられた制度が、中止では無いにせよ延長されず終わったと言う事実は、少なからず日本に於けるBI論争に逆風となる事は避けられないと思います。
残念ですね。
破たんした年金制度を捨ててBIに移行しよう。
先日ぼくも20万程持って行かれましたが。
そもそも、日本には年齢制限付きBIと言っても良い年金制度がありますが、これがもう既に破綻してる訳じゃないですか。
だって、年金制度ってこれ、人口が常に増加する事を前提とした、言ってみればねずみ講にも等しいクソシステムじゃないですか。
ハッキリ言って年金とか払いたくないんですが、どうやら調べてみると年金を払わない事はそれなりにリスクがあり、これって任意じゃなく実質的な強制徴収であって年金と言う名の税金ですよね。