(*'▽') 王様から100万円が振り込まれました!!
持続化給付金のはなし。
ということでですね、給付条件の上限である100万円が振り込まれました、ありがとうございます。
給付金の事業に関しては幽霊企業がどうたらこうたらと、んまーキナ臭い話があがっているようですけど、、、。
まぁそれは置いといたとしても持続化給付金の制度に関しては色々と疑問はありますよね。
満額貰っておいて言うのもちょっとアレなんですけど。
条件がSESエンジニアに有利過ぎると思うんですよね。
もともと売上の変動が激しい業種ですし、仕入率が低く(つーか実質ほぼゼロ)利益率が高いので、売り上げが半減って言われても実際にはそんなにダメージとして大きい訳じゃなかったりする。
今回のコロナショックでダメージ直撃してる飲食店や小売店に比べて、我々のようなエンジニアは直近はまだそんなに影響無いんですよね。
まぁ、企業側がダメージ食らってて予算の都合で案件が吹き飛ぶってケースも普通にあって、影響を受けるのはむしろこれからって話もありますが。
ということで、貰えるものは貰っておきます。
ありがとうございます。
それはそれとして気になるのは「ジゾクカキュウフキング」の、最後の「グ」ね、「ング」。
グってなんすかね、グミかなんかですかね。
それともあれですかね、持続化給付キングですかね、王様かな?
所得税のはなし。
で。
写真にも載ってる通りですけど。
シンコクショトクゼイ 88万。
持続化給付キングの100万ほぼ吹き飛んでるやんけ。
これもう払った所得税返してもらっただけやんけ。
しかもこれ、知らない人もいるだろうから説明しますけど、88万が所得税の全額じゃないですからね。
コレ、支払ってる所得税の一部ですからね。
予定納税のはなし。
会社員の方は確定申告を会社がやってくれるので知らない人が大半だと思いますが所得税には「予定納税」っていうシステムがあるんですよ。
n年の所得税額がx万円だった場合、n+1年の所得税もx万円になるという予測のもと、『翌年支払う予定のx万円の3分の1を2回先払いしろ』というジャイアンみたいなシステムです。
具体的には7月と11月に持っていかれます。
売上から経費を除いて残ったいわゆる利益から、青色申告特別控除などを除いた額、コレを課税対象所得と言います。
この課税対象所得を元に所得税やら住民税やら健康保険料やら、色々な累進制の税金を計算することになります。
でまぁ、この辺を差し引いて残ったものを一般的に手取り年収なんて言いますね。
でだ。
例えば。
2000年に開業して、この年の所得税が90万円だったとしましょう。
すると翌2001年の2月~3月頃に確定申告を行い、「2000年分の所得税90万円を支払う」事になります。
が、コレに加えて予定納税の対象者は「2001年の所得税も多分90万円になる」という予測を前提として「その1/3である30万円を、年二回、7月と11月にも先払いしろ」と言われます。
なので、開業初年度は、初年度の所得税とそれに基づく翌年ぶんの予定納税2回、ダブルの所得税が襲ってくる事になります。
実際には2001年を終えてみないと、正しい所得税がいくらになるかはわからないので、予定納税で納めているのはあくまで予測値(の2/3)になります。
なので、実際に2001年の課税対象所得から計算した所得税から、既に予定納税で納めた分を差し引いた額を翌年に納める事になります。
具体的にはこんな感じの流れ。
- 2000年
- 開業
- 2001年
- 2002年
みたいな流れ。
つまり何が言いたいかというと。
今回、銀行口座から引き落とされた88万円は、この予定納税2回分を差し引いた残りの額だという事ですよ。
正確にいくらかは言いませんが、所得税なんて余裕で100万超えてんですよ。
持続化給付金なんて楽勝で吹き飛んでるっていう。
まぁ、もっと税金納めてる人の恩恵をぼくらも受けてるんで文句は言いませんけどね。